2006年6月15日〜18日のWest Tripは今まで訪れた場所でもっとも感動的な経験をした場所のひとつとなった。
JFKからLas Vegasに飛び、そこでレンタカーをピックアップ。
一路ブライス・キャニオンに向かう。
ラス・ヴェガスから389km、5時間くらい。
Bryce Canyon。
ユタ州南端に位置する国立公園で、浸食を受けた石灰岩が、無数の尖峰となってそびえているユニークで不思議な光景で知られる。
そこは赤っぽい石の世界だった。
谷をあるき岩に触って地球と会話した。
かつてない感動を覚えた。
至福のひととき！
砂漠の真ん中にあるのだけれど気温はあまり高くなくて快適。涼しい。理由は「ハイ・デザート」（高地にある砂漠）だから。標高2500mと高いので気温は最高16℃と下界の砂漠（ラスヴェガスとか）とは大違い。
タンクトップの上に薄いナイロンのウインドブレーカーを着用してちょうど良い。
次の日はグランド・キャニオンへ。
グランド・キャニオンも初めて訪れる。
数億年の歳月をかけて川が浸食した全長446km、最大谷幅28km、谷の深さ平均1,600mの大渓谷だが、峡谷の向こう岸が遠すぎて何だか、「峡谷」というよりは「隣の州の山」くらいの感じ。そうはいっても雄大な景観に地球への畏敬の念を覚える。
Fear of Height（高所恐怖症）があるので、崖側は道のギリギリまでいけない。
グランドサークル最後はZion国立公園。
巨大な一枚岩群と森の対比が美しいザイオン国立公園。
「岩の芸術」と言われるユタ州の国立公園。
ここだけで数日過ごしたい環境だが、日程の都合で数時間で撤収。
