現実としか思えなかったのだけれど・・・


 

数日前の出来事。

クローゼット内の抽斗に洗濯した衣類をしまっている時、今頃の季節にちょうど良い厚みのセーターを見つけて、翌日はそれを着ようと思っていた。

 

ところが翌日になり、いくら探してもその青と黒の横縞のセーターが無い。

見つけたのはクローゼットではなくて別の場所かと思い、他の心当たりも見たがどこにも見当たらない。

 

2年半前に今の家に引っ越したあと、あまり使わないものはいい加減に格納したままだったので、地下のトランクルームを探そうかとも思ったが、そのセーターを見たのは奥深い収納ではなくて、日常生活で目にするレベルの場所だったのだ。トランクルームには最近は行ってもないし。

 

数日さがしたが分からないので、現実ではなかったのだろうという結論に。

 

3年ほど前に東京に移住し、それに前後して3箇所あった生活拠点を1つにした。3箇所の生活拠点(家)があったということは、それぞれの場所に手ぶらで移動して普通に生活できる衣類や電子機器や電化製品、家具などがあったわけで、それを1年くらいかけて整理して1軒の家にちょうどよい量にしたので、大量の品を処分した。その際に、どれを処分してどれは手元に残したのかは、記憶が不明瞭になっている部分もあり、今回の黒と青の縞セーターは、かつては所有していたのは明白な事実だが、現在に至る前のどこかのポイントで処分していたのだろう。

 

現実としか思えなかったけれど、きっと夢だったのだろう。

 

それとも、もしかしたら・・・

 

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「Have you ever had a dream that you were so sure was real?」

「現実としか思えない夢を見たことは?」

 

そう、『マトリックス』の世界に一瞬まよいこんだのかもしれない。

 

そういうわけで、久しぶりに映画『MATRIX』をアマゾン・プライムで観た。

SFの金字塔となったこの作品は今観てもダイナミックでひきつけられることに変わりはなくストーリーやコンセプトは新鮮。特に、終盤、モーフィアスを助けに行くアクションシーンは圧巻。1hr 38min の “Guns, Lots of guns.” 、そして、1hr 40minの建物ロビーでのガン・アクション(これを超えるガン・アクションは20年たっても無い)、そして、1hr 46minのネオがのけぞって弾丸を避けるシーン、などを経て 1hr 52minまでの12分のアクション部分は繰り返して観てしまった。

VFXは古さを感じる部分もあるが、20年前にこれだけ作り込めたのは大したもので、これ以降、SF映画のハードルが高くなったのも道理だろう。2022年に予定されているMATRIX4が楽しみだ。最新VFXでどう表現されるか。

 

監督ウォシャウスキー兄弟(今は姉妹)の2人は本作品以降は大ヒットがなくていまいちぱっとせずマトリックスで燃え尽きたかと思えるほどだが、キアヌ・リーブスは復活した(迷走時期もあったけれど)。やはり彼は The Oneなのだ。

 

 


 

Health Data: (11/26/19)

  • Fitness: 6,805 steps, 4.0 km, 1 floors,
  • Body: Weight 44.7 kg, Body Fat 19.6 %、BMI 18.02
  • Vitals 100/64/63