フェルメール展


 

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上野の森美術館」でフェルメール展鑑賞。

 

総作品数が全部で35点しかない画家フェルメールの絵画の8点が展示される。それから、フェルメールと同時期となる17世紀のオランダの画家たちの作品約50点も展示。展覧会は6つの部屋からなり、最初の5部屋は、フェルメール以外のオランダの画家たちの作品。どれも光の捉え方がよい。当時の絵画のモチーフ別に整理された展示方式を採用している。肖像画〜宗教画〜風景画〜静物画と推移していき、風俗画になる。日常生活をおくる住民たちの姿を街の一角から切り取るというもので、当時の風俗がわかるし、描き込まれた人々をじっくり見るととても楽しい。

最後の6部屋めがフェルメール・ルームで彼の8作品が展示されている。

やはり「光の魔術師」フェルメールは圧巻。彼の作品は、いままで写真でしかみたことがなかったのだが、それでも、柔らかい光線の美しさに魅了されていたが、現物の絵画の醸し出す雰囲気に圧倒される。彼は光の粒子を絵に取り込んでいたように見受けた。また、1660年ごろに描かれた作品群が、21世紀に我々の目の前にあるということで、タイムワープしたかのごとき歴史の重厚さにめまいがしそうにもなる。

 

チケットも良い。

 

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この「牛乳を注ぐ女」は展覧会で最後の展示品。流れ続けるミルクが、この女性の存在感を際立てている。

 

美しいものにふれると心が豊かになる。

素晴らしいアートにふれると感受性が豊かになり美的感覚が研ぎ澄まされる。

 

 


 

Health Data:

  • Fitness: 6,015 steps, 3.8 km, 7 floors
  • Body: Weight 45.9 kg, Body Fat 21.1 %、BMI 18.51
  • Vitals 112/68/70