波瀾万丈な日


 

上野の美術館で絵を観ようと、公園口で友人と待ち合わせ。

 

自宅から上野へのアクセスはJRが便利。

  

秋葉原にて山手線に乗り換えて上野に行くために、総武線に乗っていた。秋葉原まであと3駅ほど、というときに、待ち合わせしている友人からLINE。

あちら「山手線が全線止まっている!」
こちら「えー、秋葉原で山手線に乗り換えるつもりだったのに。京浜東北なら安全かな」
あちら「並行してはしっている区間の事故だとどっちも止まっているかも」
こちら「秋葉原に着けば状況がわかるね」
あちら「両方ダメなら地下鉄・日比谷線で上野に行けば良い」

幸いなことに、秋葉原に到着したら、京浜東北線は通常運転を再開したところだったので乗車して、無事に上野に到着。友人も予定通りの時間に登場。

 

しかし、それは束の間の安堵であった。

 

目的地である東京都美術館に到着して唖然。何と展覧会場が見つからない。1月21日から始まっている筈なのに、いくつかある展示場は全て書道ばかり。おかしいなあ。ちょうど歩いていた美術館の人が、狼狽えている我々に声をかけてくれた。

美術館の人「何をお探しですか?」
わたしたち「ハマスホイ展」
美術館の人「???」

今やっている展示一覧表を見せてくれたがハマスホイ展はそのリストに存在しない。

そこでiPhoneのカレンダーに入力しておいたウェッブサイトをディスプレイすると・・・

 

何と、展覧会の開催日は、2020年の1月21日と記載されているではないか!

この展覧会を知ったのは数ヶ月前に別の展覧会で上野に来たときに、おいてあったチラシ。大好きな画家なのでとても楽しみにしていたのだが、まさか、1年以上も先の展覧会のチラシが置いてあるなんて考えもしなかった。

 

仕方ないので、国立科学博物館に行くことに。

ちょうどやっていた「日本を変えた千の技術博」を見学。

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明治時代から今日に至るまでの技術科学の進歩の博覧会で、現物の機器類が展示されていてとても面白い。家電の進歩もすばらしいが、さまざまな技術のなかで最も目覚しいスピードで発達をしているのは、通信系とコンピュータ系。とくにコンピュータは1964年に初めて作られた国産の大型コンピュータが展示されていたが、大型冷蔵庫並みの箱の中に無数のワイヤーがぎっしりでよく間違えないで配線したものだと関心する。そして、当時のコンピュータは真空管を用いたのだととのこと。もちろん基盤など存在しない時代。こんなコンピュータを使っていた時代(4年後)に人類が月に行ってきたのだから、今の時代のコンピュータ事情感覚で考えると実に驚いてしまう。

 

携帯電話の進化も超スピード。20年前の携帯電話は今のプリンタくらいもあって、ポケットになんか入らない。それが今は、ポケットに問題なく入るサイズになり一昔前のスーパーコンピュータ以上の性能をもつようなったのだ。このあと10年後には何がどのように進歩して行くのか楽しみだ。

 

行きには電車が止まるし、上野についたらお目当の展覧会は一年後だったりと、波乱万丈だったが、最終的には興味深い博覧会も見ることができて楽しい1日となった。

 

 


 

Health Data:

  • Fitness: 15,657 steps, 9.5 km, 17 floors, Spin 0 min.
  • Body: Weight 45.7 kg, Body Fat 21.4 %、BMI 18.43
  • Vitals 110/71/69