大きな蜘蛛が室内に!


 

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これは今年のハロウィーンの時の我が家の玄関。

ドアを開けると紙細工の大きな蜘蛛が天井から下がっている。見るからに作り物なのではあるものの、ドアを開けると全長15cmくらいの未確認物体が目の前にぶら下がっているので訪問者は少し驚いたりニコニコしたり、であった。

  


 

その数日後、そろそろ寝ようかとベッドルームに行き思わず息を飲んだ。窓際の壁になにやら黒い物体が存在するではないか。我が家のベッドルームの壁は白なので黒いものは寝室の明度の低い照明のもとでも認識は容易い。

 

その正体が蜘蛛であることは瞬時に理解した。というのも2ヶ月くらい前に我が家のあるビルディングのエレベーター・ホールで大きな蜘蛛をみかけてびっくりしたからだ。それは大人の掌くらいもあるサイズで、全身を黒い毛で覆われた8本足のイキモノ。イメージはタランチュラそのもの。驚いているうちにエレベーターが来たので乗ってしまい写真撮影できなかったのは残念。

後日アパートのマネジメント・オフィスの人に聞いたら、時々館内に入り込むことがある蜘蛛で、人間にとり無害だとのことだった。ビルディングは広い緑地の杜に隣接しているため都心部とはいえそれなりのワイルドライフを経験することになるのだと知った。

 

今回は、それと同じ種類の蜘蛛が我家の室内にいる!いくら無害でもこんな大きな蜘蛛がいる部屋では寝たくない。寝る前に排除せねばならない。

 

幸い敵は窓辺が近い壁に張り付いているので、窓から外に追い出すことにした。

用意したのは比較的厚手な上質紙の広告の紙。それを丸めて長さ30cmくらいの筒を作成。筒の片端を持ちもう片方で蜘蛛の一部をそっと上向きに押してみた。いい塩梅に蜘蛛は上の方に移動してくれる。窓に誘導。

「よしよし」

窓は開けてある。

窓の外に出てくれた。しかし、そのままではまだ窓の下枠の部分に佇んでいるので次に窓を開けた時に家の中に戻ってくるかもしれない。そこで、もう一押し。蜘蛛は空中に向けてジャンプしていったのであった。さらば!

 

こうして安眠の夜を迎えることができた。

 

蜘蛛の侵入経路は不明だが発見場所から窓から入って来たと推察するのが合理的だと思う。12階の我が家まで外壁を登って来たとは考えにくい。こんな大きな蜘蛛でも風に乗って上層階までくるのだろうか。いずれにせよ、この経験以降は窓を開放するときは必ず網戸を閉めることにしたのである。

 

ひとつ非常に残念でならないことは、今回も再び写真撮影を失念してしまったこと。

 

なお、この蜘蛛の種類だが、アシダカグモ、または、イオウイロハシリグモ、あるいは、キシノウエトタテグモ のいずれからしい。どれも東京にも存在する種とのこと。

 

 


 

Health Data:

  • Fitness: 5,615 steps, 3.1 km, 5 floors, Spin 0 min
  • Body: Weight 45.2 kg, Body Fat 20.8 %、BMI 18.23

 


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