訪日中のロンドン在住の知人が我が家に訪問中のできごとであった。
現在、ロンドンの金融機関に勤務している知人だが、今回、東京のポジションのオファーを受けたのだけれど、どうしようかと思っている、という話に耳をかたむけていたその時・・・
11:03 頃、携帯電話が大きな音量で警告を発した。
携帯電話の画面にも声のアナウンスと同じメッセージがディスプレーされている。
緊迫感が高まる。
TVを点けけてみた。
ニュースのキャスター達も危機感たっぷりの表情で、「大地震に備えるように」、と繰り返している。
しかし、
我が家は全く揺れてない。
顔を見合す知人とわたし。
1~2分待ったが、何も起きない。
「この建物は免震構造だし」
と言いながら、地震前の会話に戻った。
とは2人の一致した意見。
知人の日本でのポジションを取るかどうかの決断に今回の地震(?)経験が何か作用するかどうかはまだわからない。
なお、今回の「ALERT」だが、ほぼ同時刻に茨城と東北地方で発生した2つの震度3の地震を、気象庁のシステムはひとつの大きな地震(震度3+震度3=震度6)と認識してアラートを発したのだとのことだった。