『ピノコ哀しや』(芹沢 俊介 (著) )読了。
友人に薦められて図書館に予約しておいたもの。
1973年から約5年週間少年チャンピオンに連載されていた手塚治虫の『ブラックジャック』につき、ピノコとの愛という視点から論じる。
切り口が新しい観点で興味深かった。ピノコ”出生”の秘密は知らなかった(あるいはわすれていた)。
ブラックジャックは天才的な無免許外科医が主人公。手塚治虫自身は医師免許は持っていたが、外科医としての臨床経験はないことから、作品の医学描写はリアリティーよりはストーリーが優先されているものと思われる。
ブラックジャック論を読み終わったら、やはりブラックジャック本編を読んでみたくなり、すぐに読みたかったのでアマゾンからダウンロード。
以前に読んだことのあると思うが、内容はすっかり忘れているので初めて読むような感覚。
古い作品なので、今だったら顰蹙を買うような差別的な表現(当時は問題なかった)が含まれている。本の最後に出版社によろい、この点は言及されており、オリジナルの作品を尊重し、あえて(現代向け修正はせず)当時のままとした、とのこと。
手塚作品は、面白キャラクターがこっそり描き込まれていたりするので、7インチのKindleでは小さすぎて、これは普通サイズの紙の本で読みたい類だなと思った。
Health Data: (01/22/20)
- Fitness: 10,236 steps, 6.0 km, 3 floors, Pushups 50, Crunch 40
Dumbbells Curl 50, French Press 30、Upright row 26 - Body: Weight 45.0 kg, Body Fat 20.8 %、BMI 18.15
- Vitals 112/61/65
- Basal Body Temperature 35.5℃