オバマ大統領再選

11月6日はエレクション・デー。全米で選挙投票が行われる日。今回は4年に一回の大統領選挙の年であり、即時開票の注目度・盛り上がり度も暑い。
米国は国内に時差(*1)があるのだが、開票は全ての地域の投票が終わるのを待つことなく東部の投票が閉まり次第集計が始まりメディアで刻々と結果が表示される。
よって夜は多くのニューヨーカーがテレビやインターネットの画面の前に釘付けとなる。歴史的に米国ではニューイングランド東海岸)と西海岸の諸州はデモクラート、中部の田舎の州はリパブリカンとなっている。開票速報は米国の地図が州ごとに青(デモクラート)、赤(リパブリカン)のどちらが勝ったかが表示されていく。10PMごろの段階では東海岸は全てブルー、中部は真っ赤。中部の州は面積が広いので、色分け地図のみ見るとまるでリパブリカンロムニー候補)が優勢かのように見えるが、これらの地域は面積は広いが人口が少ないので投票数は低いのであった。米国の大統領選挙は Electoral Vote といって州ごとに選挙人に投票し、勝ったほうが州の選挙人の数を総取りする。よってフロリダやヴァージニアなど、歴史的に青か赤かがゆれる州の結果が大きい。
11:20頃ネットワークTVがオバマ大統領の再選を発表。これは開票済みの州の結果と今後の予想を組み合わせたもの。約30分後には全てのメディアが追従、その他の地域の開票も進み、オバマ大統領の再選が確定した。
VICTORY !!!  VIVA U.S.A. !!!
1AM過ぎにオバマ大統領のスピーチ。非常に力強く且つドラマティックなもので米国の将来についての明るい希望を明示。彼はほんとうにスピーチが上手い。
Obama's Complete Victory Speech: Obama Wins the 2012 Election

*1:米国内の時差:本土内で3時間(GMT-5、-6、-7、-8 の四つのタイムゾーン)、ハワイ(GMT-9)とアラスカ(GMT-10).