我が家の近くにトット・ラーメンという店があり、常に店の前に長蛇の列なのだ。非常においしいという評判でもあるのだが、ラーメンに特に熱い思い入れが無いこと、更に、食べもののために並ぶという事を好まないので今まで足をふみいれたことはなかった。
ところが、本日、店の前を通りかかったら一人も並んでいない。店が休業でもしているのかと覘いてみたらたくさんの人が入っていた。カウンター席に空きがみえるので、チャンスとばかり入る。メニューを見たら、ちゃんとベジタリアン用のラーメンもあったので注文する。
少し待って目の前に置かれたのは真っ白のボウルにはいったヌードル、スープ、うっすらと焼いた豆腐、それにたくさんの野菜。添えてあるライムを搾ってかけて食す。まず豆腐を小さく切って食べた。おいしい。次にアボカド。これは味付けがしてあり、それなりに不味くはないのだが、アボカドの素材をそのまま生かしたほうが良かったのではないかと思った。次にヌードル。アルデンテに近いゆで加減でおいしい。たくさん入っているサラダとの相性が良い。他に入っていたのは、もやし、マッシュルーム、オレンジ・ピーマンなど。出汁は昆布とマッシュルームとのこと。
全体的においしかったが、量が少なく、食事にはならずおやつか前菜といった感じ。店の人の対応はてきぱきしていて且つフレンドリーで感じよい。
値段が高め（$11.50）なのは技術料といったところなのかな。
