バスキア展


 

 六本木ヒルズ森美術館で開催中のバスキア展に行って来た。

 

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幼少の頃から絵を描くのが大好きだったジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)は10代でニューヨークのアートシーンに注目されるやいなやあっという間に一世を風靡し、モダン・アートの世界を大きく動かした画家。

 

約10年という短い活動期間に残した3000点のDrawings、1000点のPaintings計数千点の作品から約100点が展示。

 

バスキアは1960年12月22日ニューヨーク・ブルックリンで生まれ。父親はハイチ出身、母親はプエルトリコ出身。テーンエイジャーの時にマンハッタンのストリートで手がけたグラフィティーで注目された。その後キャンバスや紙などの媒体にエネルギッシュな創作活動を続けた。アンディー・ウォーホルやキース・ヘーリング等との交流もあり、今回の展覧会でもウォーホルとの共同制作となる作品が展示されている(撮影禁止)。

 

1988年8月12日、ヘロインのオーバードーズで死亡。ジミ・ヘンドリックスジャニス・ジョプリン等と同じ「27クラブ」の一員となったのであった。

 

展示品のうちいくつかにはカメラのアイコンが表示されていて撮影OK。

 

会場に入る。

大きなサイズの絵が多い。

 

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Napoleon」1982

 

 

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「オニオン・ガム」1983

 

 

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「自画像」1985

右半分には瓶のコルク、蓋をコラージュ。

 

 

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「無題」1982

 

バスキアの作品にはスカル(ドクロ)をモチーフとしたものが多く、これもそのひとつ。

日本のアパレルメーカー、ZOZOの前社長Yusaku Maezawaのコレクション

 

 

 

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「Bombero(スペイン語で消防士)」1983

 

 

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「Carbon/Oxygen」1984

わたしが一番気に入った作品。

NY(マンハッタン)、世界、宇宙が出会い炸裂するというエネルギーに溢れる作品。

 

 

友人を誘ったけれど「落書きだしー」と断られたので、ひとりで行った。
期待をはるかに上回り見応えあり。

 

本物の感動が伝わる。 

実際にバスキアがこのキャンバスで筆をふるった現物なのだと思うと興奮する。

 

とくにニューヨーク・ベースのアーティストの場合は、自分が長年にわたり住んだ街なので親近感がある。わたしは1985年からNYに住んでいたので、バスキアの最後の3年間は、同じ空気を呼吸していたのだ、と思うと絵の見方も変わる。

 

時々は本物の(アーティストのオリジナル作品)アートを見に行き細胞の活性化をはかりたい。

 

 

 展覧会は11月17日まで。

 

 



Health Data:

  • Fitness: 11,875 steps, 7.0 km, 18 floors, Pushups 50, Spin 0 min.
  • Body: Weight 44.4 kg, Body Fat 19.9 %、BMI 17.90
  • Vitals 112/75/67