探し物の見つけ方


 
「会社の重要な書類がオフィスで行方不明になってしまった」

というLINEメッセージが友人から来た。

「複数の人で何時間も探したけれど出て来ない。えーん」

 

 

f:id:lunarmagic:20190321095314p:plain

 

わたしは、5〜6年前まで10年ほどリスク・マネジメントの仕事をしていたことがあるので、オフィスでのこの手のインシデントを何とかするのは得意分野。

 

探し物は 闇雲にあちこちの引き出しを開けたりして探すのではなく、理論的な手順があるのだ、と教えてあげる。

 

見つける手順。

(1) 目的物の外観をしっかりイメージする。サイズ厚みなど。

(2) 最後に明確に目撃された時間と場所を認識する。

(3) 上記 (2)の場所にアクセスする可能性のある人を認識。

(4) 上記 (3)の人の行動パターンを認識する。

(5) 上記を脳内イメージにインプットしたあと、最後に目撃された場所付近を歩き回り(3) や(4) を考慮しながら自分の目で周囲を見たり手で触ったりして紛失した時の状況を推理する。この段階で、対象のモノの在りかがが浮き立ってくるはず。

 

つまり探し物(物理的物だったり計数だったり)は、まずは状況や手順をよく考えてから行動に起こせば、行動自体は30分もかからないで見つかることが多い。

 

そして、翌日、友人より「あったー」という連絡。

誤ったバインダーに綴じてしまっていたのだったとのこと。想定内の行動であった。

 

 


 

Health Data:

  • Fitness: 5,618 steps, 3.3 km, 5 floors, Spin 0 min.
  • Body: Weight 44.0 kg, Body Fat 20.7 %、BMI 17.74
  • Vitals 111/70/69