12月初めのある日、友人と上野の東京国立博物館で開催中の「埴輪展」に行ってきた。
埴輪は死者のスピリットを守ることを目的として3世紀後半から6世紀後半までの300年超作られた主にクレイ製のフィギュアで、古墳の周囲や上に並べられたという。
写真撮影(スティル)は自由なので(動画は禁止)、たくさん撮った。
会場に入り最初の4体は戦士。すべて国宝ということでガラスケースに入っている。
腕や手が小さくデフォルメされている戦士。サイズは人物のk実物大より大きい。
こちらも国宝の埴輪で戦士。
国宝の4体が置かれている部屋から次の部屋に入ると戦士ではなくてなんとなくユーモラスなフィギュアが並ぶ。
この微笑んでいる埴輪はなぜか傾いていて実にユーモラス。
これは、死者の魂を守るというよりは、鎮める目的のようだ。
これは宇宙人・・・ではなくて相撲力士なのだそうだ。
これは力士の後ろ姿。
スフィンクスみたいな埴輪。
「ひざまずく男子」
スフィンクス型埴輪の後ろ姿。
動物もいる。これはウマ。
牛。
体に丸く穴が開けられているのは焼く時に空気の対流をよくするためとのこと。
これは、まるでルネ・マグリットの絵画のようでシュールな帽子の人。
モダンでびっくり。こういうスタイルの帽子が大昔の日本にあったというのは意外。
これは、「踊る人々」という埴輪。
「踊る人々」埴輪を横からみたところ。
「王冠をつけた男子」
王冠の形がなんともユニーク。道化師の帽子(Jestesr's Cap)を連想した。
「あごひげの男子」
昔のスペインの戦士みたい。
他にも多数あり大いに興味深かった。
死者の墓の中や周囲に物品などを配置するというのは世界中の多くの文化圏で行われていたもので、当時は国際交流もなかっただろうから、類似の発想をもつのだろう。私自身は無宗教なので自分自身としては墓も物品も興味ないが、しかし、文化や歴史としては関心深い。
今回の埴輪店をみて思ったのは、そのモダンさのあるデザインで、大いに感銘を意受けたのだった。
ただし会期終了が近かったので大変な混雑で、人混み苦手なわたしとしては、ひどく疲れた。
Health Data: (12/03/24)
- Fitness: 15,040 steps, 8.1 km, 14 floors, Pushups 15, Crunch 0、Plank 60 sec.、Squat 0、Dumbbells Curl 0, French Press 0、Upright row 0
- Body: Weight 44.2 kg, Body Fat 19.5 %、BMI 17.82
- Vitals 108/66/70
- Body Temperature 35.9℃。