皆既月食


 


Tuesday, November 8, 2022 at 17:35

 

今日は満月。

11月の満月は ビーバームーン(Beaver Moon)と言うのだそうだ。

アメリカ先住民は農業や狩猟の準備の目安として名付けたのに起因していて、ビーバーを捕獲する罠を用意する時期が由来だと言われている。また、ビーバーの立場から言うと、11月はダム(巣)を作る作る季節でもある。

 

天気予報では晴れということだったが、満月が登ってくる時刻は少し雲が出ている。

薄雲越しにまずは満月の写真を撮影。

 

「まずは」というのは、このあと皆既月食が始まるので欠ける前のまん丸の月を撮影しておきたかったのだ。

 

以下は月食イベント中の時系列写真の記録。

 

18:09、部分月食が始まる。

左側から月が欠けていく。

 

本当は5分おきぐらいに撮影したいところだが、月が登ってくる東の空は南西向きの自宅の室内やバルコニーからは見えない角度につき非常階段に出るので、さすが5分おきは面倒で30分に一回くらいとなる。

 

だいぶ食も進んだ頃を見計らいカメラを担いで非常階段へ。

 


Tuesday, November 8, 2022 at 18:51

 

18:51、食が始まった60分後。

もう、ここまで地球の影に入っている。

月食は、自分(地球)の影が月に写っているというところが非常に魅力的。

 

19:16、皆既食が始まる。

月がすっぽりと地球の影に入った状態をいう。

 


Tuesday, November 8, 2022 at 19:23

 

皆既食がはじまり7分後の月。

皆既食の時、地球の影で月が全く見えなくなると言うことはなくて、赤銅色になる。

普段の月は、太陽光線をそのまま反射していて明るく輝いているが、月食になり地球の影にはいると暗くなり、太陽光線の反射は著しく少なくなる。波長の短い青い光は届かず、波長の長い赤い光は大気中で屈折され影の中に入り込み、この赤い光が月を照らすので赤く見える。

 

皆既月食(月がすっかり地球の影に入った状態)は、約1時間26分継続するが、その間ずうっと同じ状態に見えるのかというとそうではない。地球の影は月自体より大きく、その影の中を移動するので月食中の月ですこし明るさがある部分が微妙に変わっていく。

 

19:59、食の最大。

 


Tuesday, November 8, 2022 at 19:59

 

皆既月食マックスの時の月。

地球の影にもっとも深く月が入りこむ状態で、かなり暗い。

 

この後は、月食前半の逆のプロセスを経て 21:49に月食が終了し、いつものまん丸の月が夜空に輝く。

 

 

月食は最も好きな天文現象で、過去にも何回も観察・撮影をしているが、今回は今までで最も気象条件が良かった。雲が少なく、また、月食の起きる時間が夜の早い時間で睡眠を削る必要もなかった。

 

撮影場所は、自宅アパートのあるビルの非常階段。我が家にある窓は全てが南西向きのため、東の空の撮影の時は非常階段か屋上ということが多い。

今回は非常階段。足場が良くない(危険という意味ではなく、狭い)ので三脚を立てることができず手持ちでの撮影となった。皆既月食は対象物である月がとても暗くなるのでスローシャッターを設定するので、クリスピーな写真にはならなかったのは残念。

(屋上に行き三脚をたてて撮影するべきだった・・・次回はそうしよう)

 

 

今回は皆既月食最大以降の撮影はしなかったのだが、皆既月食が終わる直前あたりが多分いちばん良い撮影タイミングだったかな、と思う。

次回(2025年9月8日)はそうしよう。

 

 

 

 

 

 

 


 

Health Data: (11/08/22)

  • Fitness: 12,119 steps, 6.8 km, 4 floors, Pushups 0, Crunch 0、Plank 0 sec.、Squat 0、Dumbbells Curl 0, French Press 0、Upright row 0
  • Body: Weight 45.0 kg, Body Fat 19.2 %、BMI 18.15
  • Vitals 120/81/108
  • Basal Body Temperature 36.8℃