ヒガンバナの不思議


 

 

花にとり、蜜を吸いに来る蜂や蝶は大歓迎の存在だ。

花にとまることでその脚に花粉をつけて別の花に運んで受粉の手伝いをしてくれるのだから。虫媒受粉である。

 

自家受粉と他家受粉については、多くの植物がどちらも可能だが、人間同様、自家交配は遺伝的組み合わせの低下を招くことが多いので、花たちは虫などに自分の花粉を他の花に運んで欲しいのだ。そのためには報酬として蜜を与えていると思われる。

 

虫にとっては蜜は匂いも味も栄養も良いので花の蜜を吸いに来るのは特に珍しいことではなく、花のシーズンにはよく見かける。

 

しかし、どうも、花の種類により特定の昆虫が集まることが多いように見受ける。

たとえばヒガンバナ
圧倒的に吸蜜にくるのはアゲハだ。

赤いヒガンバナといえばアゲハ蝶。
赤いヒガンバナの蜜の味はアゲハ蝶好みなのだろうか。不思議。

 

さらに不思議なのは、ヒガンバナは地下茎により繁殖をする植物なので、受粉がどんな役にたっているのかということもある。

 

新宿御苑では今年のヒガンバナはとても元気が無くて量も少ないし花のサイズも小さくて色も例年の燃えるような赤ではない。

 

それでもアゲハ蝶はヒガンバナを目指すので蜜の味は相変わらず魅力的なのかもしれない。

 


 

Health Data: (10/01/22)

  • Fitness: 10,528 steps, 5.3 km, 6 floors, Pushups 10, Crunch 0、Plank 0 sec.、Squat 0
    Dumbbells Curl 0, French Press 0、Upright row 0
  • Body: Weight 44.8 kg, Body Fat 20.4 %、BMI 18.06
  • Vitals 103/64/68
  • Basal Body Temperature 35.7℃