セミに学びたい


 

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日曜日は朝から晴れ。

青空に浮かぶ白い雲はマグリットを思わせる。

 

プラタナス並木の間から見た空は細い三角形に切り取られて面白い形に。

そしてセミの鳴き声があちこちから聞こえてくる。

 

セミの「鳴き声」というが、実際には鳴いているわけでも声でもない。
背中で羽をこすって音を出し、それが腹部にある共鳴室にある筋肉が振動して大きな音を出す。

 

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ある1本のプラタナスの下を通ったら明らかに1匹だけの「セミの声」が聞こえてきた。

見上げてみたら幹の上の方に1匹がとまっていて盛大に羽音を共鳴させていた。

 

たった1匹だというのに非常に大きい音で驚く。

このアコースティックを研究して何かに活かせないかと思っているのだ。

たとえば、スマートフォンセミ・テクノロジーのケースにいれて音を増幅させるとか。

 

セミの腹部は空洞で、そこで共鳴活動が行われている。ギターやバイオリンと同じだ。空洞を共鳴室として音を増幅する手法は実用化されている。

しかし、サイズが全然違う。あんな小さくてあんな大きな音が出せるという共鳴システムは凄いと感心するのであった。

 

 


 

Health Data: (07/25/21)

  • Fitness: 8,595 steps, 4.1 km, 2 floors, Pushups 0, Crunch 40、Dumbbells Curl 0, French Press 0、Upright row 0
  • Body: Weight 44.7 kg, Body Fat 20.5 %、BMI 18.02
  • Vitals 108/58/69
  • Basal Body Temperature 35.8℃