痒い夏の原因を突き止めた


 

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特別な夏?

かどうかは、さておき、いつもと違う夏だった。

 

痒さに襲われたのだ。

 

始まり

それは2週間くらい前に始まった。

エストの左背面に赤い虫さされのような突起を2個発見。少しかゆみもある。虫さされだと思いキンカンを塗って対処。いつの間にか治癒していた。

 

数日後、今度は足の付け根部分に虫さされのようなポツポツが数個。これも左側だ。もしかしてベッドに虫でもいるのかと思いシーツを洗濯。我が家は洗濯物を干さない派で乾燥機使用なので60分以上高温環境で回転するのだからもし虫がいたとしても死滅間違いない。

 

さらに数日後の9月17日、ウエストの側面に何箇所もの赤いポツポツ発生。これが非常に痒い。今まで人生で経験した痒みとは全く異う次元のかゆみ。ふつう虫さされなどのかゆみは皮膚が痒いが、今回のかゆみは、体内の奥の火山が爆発して痒みマグマが噴出するという感じの堪え難い痒み。その痒みレベルは嘔吐感を覚えるほど。掻いてはいけないので保冷剤で冷やして痒みに対処。

 

翌朝、同じ痒みが継続。なんと両耳の周囲にも小さなポツポツが発生して、そちらも痒いではないか。更に、点検したら首の後ろにもポツポツが寄ったような盛り上がりが数個。こちらは少しだけ痒い。

皮膚科に行きたいところだが、あいにくとこの日は重要な約束があり外せない。家にある虫さされ、あせも、湿疹用のかゆみ止めを塗りなんとか過ごす。

 

翌日、起きたら痒みは少しマシになった気がする。ひどく暑い日でクリニックに行くのも面倒で、自分で対応を探ることに。

 

痒みと発疹の原因分析

  1. 耳の周囲のブツブツ発生箇所は、マスクの耳掛けの当たる場所だ。最近入手した一体型のマスクは極めて快適であり愛用していたが、耳掛けが不織布の細いゴムと比べて面積が広く、そこに汗をかき且つ耳かけファブリックが擦れることが原因だ。
  2. 首の後ろは、汗とネックチェーンとの摩擦により炎症が発生したのだろう。
  3. エスト(左脇腹)にできた吐き気を催す痒さの発疹は、いつも履いているカーゴショーツのウエストに擦れたことで発生と分析。いつも右のヒップポケットに携帯電話を入れるのでショーツは右側が重くなることから右側が下がり、その結果、左のウエストに負荷がかかっていたということだ。そしてそれが皮膚との摩擦で広範囲にポツポツが発生した。
  4. 足の付け根は、下着のラインだったので、下着のファブリックと皮膚の摩擦でポツポツ発生。左側にのみできたのは、左脚が利き脚なので右より使うアクションが多いのかもしれない。

以上の発生部位別の様々な状況を鑑みると、これは汗と摩擦が原因の痒みと発疹であると考えるのが最も合理的であり、汗による接触皮膚炎という結論に達した。

 

治療

炎症のある場所は、ステロイドの軟膏を塗り炎症を抑える。

以降は、皮膚に汗を残さないように、帰宅したら汗を洗い流す。

外出はできるだけ控えて冷房の効いた室内に留まり汗を出さないようにする。

特定の原因と思われる接触物は当面排除する。

  1. マスクは耳かけゴムの細いもののみ使用。
  2. 首のネックチェーンはしない。

 

経過

5日後、ほぼ全ての部位の湿疹と痒みはおさまった。

外出から帰ると、冷たい水のシャワーで髪の毛から足先まで洗うことを日課とし、予後は非常に良く、完治は間近だと思われる。

 

感想

かつては95F(摂氏35度)の屋外で過激なスポーツをして汗だくになっても痒くなることなど無かったのに、今年は、皮膚が弱くなったのか、あるいは、汗に毒性が増えたのかのどちらかなのだろうか。

あるいは、住む環境が変わったことが原因かもしれない。東京という高湿度の場所に引っ越したので、汗が皮膚に及ぼす影響も変わったという可能性もある。

 

原因分析と治療実験は終了したので、以降は発疹を避けられる。

 

 


 

Health Data: (08/22/20)

  • Fitness: 8,678 steps, 4.6 km, 3 floors, Pushups 0, Crunch 40
    Dumbbells Curl 50, French Press 40、Upright row 26、Lunge 60
  • Body: Weight 4489 kg, Body Fat 20.3 %、BMI 18.06
  • Vitals 103/61/59
  • Basal Body Temperature 36.0℃