今日、法螺(ほら)を吹く人と出会い色々と話を聞くというチャンスがあった。
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早朝の散歩で神宮外苑を歩いていた時の出来事。
どこからか「ぼぉおお〜」という音が聞こえて来る。
朝の静かな空気のなかの響きに誘われて音源の方向をたどる。
するとベンチのそばで男性が法螺(ほら)を吹いていた。大きな貝である。昔は山伏が合図に用いていたあれである。その音から、”ほら”かなぁとは思ったけれど、近代にそれも都心でこういう光景にであうとは想像もできなかったので演奏者に近づく。
ちょうど休憩にはいったところだったので好都合。
当方「それは何の楽器ですか?」
先方「法螺です」
当方「わぉ、あの山伏とかがふくものですよね」
先方「そうなんです」
当方「一体どういうキッカケで法螺を?」
先方「実は僕は天狗が好きなんですが、友人に天狗好きなら法螺を教えてくれるところがあると言われて面白そうだなって思って・・・」
当方「むずかしそうですね、どのくらいやってるのですか?」
先方「1年くらいです」
当方「服装は普通ですね。山伏とか天狗とかの衣装は着ないんですか?」
先方「実は山に行く時はそういう格好をするんです」
おもしろい人!
ホラ吹きといえば、ありもしないことを大げさにウソをついたりする人のことを言うが、語源は、この法螺。法螺貝をふくと大きな音がすることから、大言壮語することを
最後に写真撮影。練習中は茶色い編み物ケース(貝の下に写っている)に入れていたが、写真を撮って良いですか、と聞いたら、わざわざケースから出してベンチに形良くおいてくれた。
こんな法螺吹きなら大歓迎。
Health Data: (05/23/20)
- Fitness: 3,675 steps, 1.9 km, 3 floors, Pushups 0, Crunch 40
- Body: Weight 44.5 kg, Body Fat 19.6 %、BMI 17.94
- Vitals: 103/57/63
- Basal Body Temperature: 35.8℃