劇場公開で見そびれた本作を昨日アマゾン・プライムで鑑賞。
2020年オスカー賞(第92回アカデミー賞)で数部門にノミネートされている作品でもあるので、応援がてら観たところ、ブラッド・ピットが助演男優賞を受賞した。応援の甲斐があったというものだ。
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生涯10本の映画を撮るといっているクエンティン・タランティーノ監督の9作目となるこの映画は、ハリウッドの黄金時代の最後の瞬間を舞台に、大規模なアンサンブルキャストと複数のストーリーラインで当時の映画界へのトリビュートとなっている。
当時の映像や再現映像などで史実を表現しながらも、映画的脚色やフィクションを巧みにブレンドして独自の世界が繰り広げられる。
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落ち目のテレビ俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と、彼の長年のスタント・ダブルで付き人兼運転手のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、1969年ロサンゼルスのハリウッドの黄金時代の最後の年の間に映画業界で名声と成功を達成するために努力している。
ハリウッドの変遷についていけず落ち込むリック、ゴーイング・マイウエイでこだわりの少ないクリフ、と性格が正反対の2人は相性がよくて、関係は兄弟以上、妻未満と自ら認めている。つまり非常に親密。
リックは再び輝く存在になろうとマカロニ・ウエスタンにいやいや出演することに決め、クリフとともにイタリアで3本の撮影を終えてロス・アンジェルスの自宅に戻ってきた。隣人はロマン・ポランスキーとシャロン・テート。その夜に事件が起きた・・・
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ブラッド・ピットはオスカー受賞スピーチで語っていたがタランティーノ監督は人の良いところを引き出す才能があると。たしかに本作品でのピットは今までの作品と少し違い人間の内面の表現がほのかに出るところが良かった。
2019年 USA 2h 41min
Health Data:
- Fitness: 3,060 steps, 1.6 km, 1 floors, Pushups 40, Crunch 0,
- Body Fat 20.2 %、BMI 17.98
- Vitals 111/75/68