【book】『蜜蜂と遠雷』


 

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友人に勧められて読み始めた直木賞受賞作品を読了。
大ベストセラーで、図書館に予約してから順番がくるまでに半年と2週間もかかった。

 

2段組500ページという長編。

 

内容は、国際ピアノ・コンテストにかける天才ピアニストたちの想い、葛藤、成長を音楽を通して描く青春の群像小説。

 

3年に一回開催される芳ヶ江国際ピアノ・コンクールは、ここで優勝するとその後の国際的なピアノ・コンクールでの優勝に差し支えるというジンクスがあると言われているが、そのジンクスをはねかえし、覇者を目指して予選から本選まで演奏していくコンテスタントたち。天才ばかりだがそれぞれ出身も性格も演奏スタイルも個性的で、特に4名の演奏者にスポットライトを当てて話を広げる。

 

主人公は風間塵。実家が養蜂家であることから“蜂蜜王子”と呼ばれている。

 

コンテスタント達のドロドロした世界に息がつまりそうになるが、主人公がそういった世界をものともせず勝ち進んで行くのは救い。

 

クラシック音楽は好きだが、小説には知らない曲も出てくるので、読みながらYouTube で該当楽曲を流しながら読んだ。

 

映画化されるそうで、コンテスタントたちのカデンツァがどのように表現されるのか興味深い。

  


 

Health Data:

  • Fitness: 3,862 steps, 2.0 km, 2 floors, Spin 0 min., Pushups 80、
  • Body: Weight 44.4 kg、Body Fat 19.8 %、BMI 17.90
  • Vitals 109/71/66