『君の名は。』


東京・四谷に住む高校生の瀧(たき)は、ある朝に目覚めたら、岐阜県・飛騨の山奥で巫女として暮らす高校生、三葉(みつは)になっていた。一方、三葉は、ある朝に起きたら、東京の東京・四谷の高校生、瀧(たき)に入れ替わっていた。
翌日は通常の自分に戻ったがその後も週に2〜3回のペースで入れ替わるようになり、互いに状況を認識し、入れ替わっている間の出来事を携帯電話のメモに記しておくことにして、元の体に戻った時も困らないようにした。会ったことはないものの徐々に打ち解けていく2人。しかし、ある時を境に突然入れ替わりはなくなってしまった。瀧は記憶の中の景色を頼りに三葉が住むと思われる地域に行くことにした。たどり着いたのは岐阜県の糸守町。そこでは3年前に、1200年に一度地球に近づくティアマト彗星の破片が落下して住民500名が死亡したということを知る。瀧は三葉と共同して住民を避難させ隕石落下による災害から救う計画を立てる・・・

2人の人間の入れ替わり、隕石落下、時間のズレ、といったファクターを織り込んだストーリーは良くできていて面白かった。日本独特の動きの少ないアニメーションは慣れてないのでアニメーションというよりイラスト本のページをめくっているような感じだった。

2016年の夏に封切られた作品だが、いまだに劇場で上映されており、それも満席という人気が一番驚いた。