『ピートとドラゴン』


少年とドラゴンの友情話。
緑のCGドラゴン以外はすべて実写。40年ぶりのリメイクだそうだ。

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5歳の時に孤児になった少年ピート(Oakes Fegley)は、親友でドラゴンのエリオットと6年間にわたり森で静かに暮らしていた。
ある日、レインジャーのグレース(Bryce Dallas Howard)に連れられて森にやってきた娘のナタリー(Oona Laurence)に遭遇するまでは。

エリオットは自らを透明にして周囲の人から見えなくすることができたがピートはそうはいかずグレースと一行に「保護」されてしまう。 最初は警戒していたピートだが、あらたな友人のナタリーやグレースに心を開き始める。
翌日、エリオットに会いに森に行ったところ、別の人間に見つかりエリオットは捕獲されてしまう。 すきを見てエリオットを救い出すピートとナタリー、それにナタリーの祖父(Robert Redford)。 しかしポリスが後を追う・・・

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信じるということ、愛するということ、などをこれでもか、とクリシェ満載で描かれているのだけれど、そこは驚くほど美しい景色と演技力のある俳優たちの力で見ごたえのある作品になっている。子供向けに作られた映画だが、大人の鑑賞に十分耐える。