本日は閏日。4年に1回、カレンダーの誤差を正す。英語ではLeap Year (Leap Day)。リープには飛び跳ねるという意味もあるので、この日は蛙がシンボルのようになっている。Googleのロゴも蛙が登場。
そこで蛙のように飛び跳ねる気分かというと、とんでもない。本日は歯科医(正確にはエンドドンティックスというルートカナルの専門医)にてルートカナル。10年以上前にワールドトレードセンターの歯科医で行ったルートカナルが壊れたのでやりなおすことになったもの。
11時半、セントラルパーク脇のエンドドンティックスのオフィスへ。予約の時間通りにスタート。歯の根にヒビがはいってしまっている可能性は半々だけれど、それでも歯を温存するのが患者の選択であることを再確認。米国の歯科医は「治療が期待通りの効果でない」と後になって訴えられるのを嫌い抜歯を勧める事が多いのだそうだ。抜いてしまえば、歯の治療の失敗はありえないから。だから、ダメかもしれないけれど抜歯ではないのは患者の選択ですね、としつこく確認される。
まずクラウンに穴をあけて既存のルートカナルのポスト(長いねじのようなもの)を取り出す。キーンという削る音が20分くらい続き当方は痛みはないものの緊張の連続。ポストを除去して根っこを見る限り割れ目は見えないとの事。ここでもドクターは保身の確認。歯の内側からは見えないが、目には見えないような小さな割れ目の可能性はゼロではないのは了解しますね、と念を押される。そしてルートカナルの再処置を行う。約90分。口をずーっとあけたままであごが疲れた。