どこでもオバマ - blotter

一旦ホテルに戻りシャワー。5時ごろにホテルのロビーで友人カップルと待ち合わせ、4人で近郊散策に出かける。ホワイトハウスの南側を通り角を曲がる。

ホワイトハウスの横を通った際、いきなりパトカーが数台やってきて周囲の交通を止め、歩道も横断しては駄目という。
「大統領が出かけるのにちがいない」と思ったとたん、門が開き窓ガラスが黒くなっていて外から中は見えない数台の車が現れた。かなりのスピード。一番前の車は窓があいていてい、眼光が鬼のように鋭いセキュリティー・ポリスらしき人が周囲を注意している。次の車あたりにバラクが乗っているのだろう。その後の車には大きなカメラを構えた人、ライフルを持った人、ビデオカメラで周囲を撮影している人の車などが数台つづきあっという間に去っていった。何かあったときは撮影したフィルムを解析して犯人を特定するのだろう。大統領自体をみることはなかったが、しかしその車内にいるのは確実なのであった。
さすが、ワシントンDCだ、などと皆と話しながら散歩を続ける。

中心街から30分ほど歩き、ジョージタウンというおしゃれな地域に到着。通りを見物しながら歩いていたら一角にパトカーの光が点滅して沢山の人だかり。「オバマが食事に来てるんじゃないの」と冗談を言いながら近づいてみたらほんとうにそうだった。ホテル「Latham」というところのレストランで、一画を通行止めにしていた。ホテルに入ってレストランを覗いてみたら中は貸切り状態。土曜日の夜なのに売り上げがへっちゃうのでレストランは損をするのか、大統領が食べにきた、と宣伝になるので、それでもよいのか。
街のほかの部分をぶらぶらして40分くらいして帰ろうと来た道を戻り件のレストランの前に到達した処、大統領カップルがちょうど帰るところ、というので再び人の海。なんと3回も遭遇という偶然が重なり面白かった。