10時ごろホテルを出発。アイスランドの南岸(South shore)をドライブ。約200km先のVikという港町が目的地だが、そこまでの道のりの景観がすばらしいのである。
滞在している首都レイキャビクはアイスランドの西端に位置しているので、南東に向けて、国道1号線をはしる。
右手には固まった溶岩から出来た平原や海、左手は平原や雪に覆われた山、時々滝や湖という静寂な景観がひろがる。その静けさがとても感性にあい心地よい。
途中、景色の良いところで止まっては写真撮影しながらなのでVikに着いたのは午後2時過ぎ。
駐車場に車を停めて海岸まで歩く。雪原を約5分ほど歩き海岸に到達。アイスランドの砂浜は全てブラック・サンドと呼ばれる真っ黒でキメの細かいもので、すべては溶岩が元となっている。砂浜に混じっている石も黒いものが多い。気泡の多い軽石のようなタイプが散見され、これが、火山爆発の際に地球の中から火口を通り飛び出してきたのかと思うとジュール・ヴェルヌの世界そのもので噴火の様子やマグマなどのイメージが脳裏に浮かぶ。
海岸に沿った道では乗馬を楽しむ人が沢山いて、海に反射する黄金色の太陽光線にうかぶホース・ライダーたちのシルエットが美しい。
Vikの海岸のもうひとつの特徴は、沖にある要塞のようなユニークな形の岩で、手前に波、後方に浮かぶ尖塔のような岩という景観はため息が出る美しさで写真を何枚も激写。
暗くなると路面が凍結し、タイヤが滑りやすくなるので、その前にレイキャビクのホテルに戻れるように3時半ごろVikを出発。帰りはどこにもストップせずまっすぐドライブなので約2時間でレイキャビクに戻れた。日没は6PM過ぎなので問題なし。
今日の食事:
- 朝: スカンジナビア風朝食(全粒パン、ミューズリ、フルーツ)、コーヒー
- 昼: チーズサンドウイッチ、チョコレート、水
- 夜: チーズサンドウイッチ、M&M、水
23:46 3/4/2009