リーマン・ブラザースがC11

米国大手証券会社リーマン・ブラザースがチャプター11(米国破産法)を申請。先週のファニーメイ、フレディーマックへに続く大手の経営破綻である。証券に限って言えば3月のベアスターンズに続く破綻。メリルリンチも危ないといわれていたがバンク・オブ・アメリカによる救済吸収合併の見込みとなりこちらは存続。半年の間に米国証券大手3社が淘汰されるという異常事態である。

あと危ないと言われている金融大手には保険最大手のAIGがあり、こちらは、FRBから資金援助を引き出し且つ大規模なリストラクチャーを実施して破綻回避を目論むとのこと。

これは世界的な業界再編製となりそうなのである。

それにしてもリーマンは誰にも救済されず破産法の適用申請をやむなくされたとは、12年前の山一の自主廃業ケースを彷彿とさせる。