ファニー・メイとフレディー・マック

米国の住宅ローンの約半分を扱う連邦住宅抵当公社(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)への公的資金注入のニュースは週末の最大の驚き。
経営難が伝えられて久しいが、その救済のために政府が株式を買い上げ政府の管理に置かれることになったという。

米国における公的資金の注入は初めてでインパクトが大きい。友人が、「明日の株式市場は大変なことになる」と言い始め、経済談義。彼は「政府の管理は大きな過ちであり月曜日の株式市場は大暴落だ」と言い、わたしの意見を求めるので、「政府救済は一時的に信用不安をぬぐう効果がある。株式市場は大きく上昇する」と意見。

その翌日の本日はニュースの後の最初の営業日。件の友人からメール受信。「本日の株式市場は予測どおりではなかった(NYダウ一時350ドル高をつける)。」と自分の予想どおりではなくて、わたしの予想通りに市場が動いたのが不満そう。