10時半ごろホテルを出て地下鉄でブダペスト市北部の「オーブダ」へ。オーブダとはオールド・ブダの意味で、ここは少しこぎれいな家が並ぶ地域で、古代ローマがブダペストに駐在したときの遺跡が残っている場所でもある。
オーブダからドナウ川に沿って南へ歩き約45分でブダ王宮へ着く。歴代のハンガリーの王が住居として使っていた場所。小高い丘の上にありそこからドナウ川と対岸のペスト地区の眺めが良い。ブダ王宮のある丘はケーブルカーがあるが、我々は城壁にそった石畳の道を歩いて降りる。
ドナウ川にかかる「くさり橋」を渡りペスト地区へ。同行者が前日とおなじ場所で夕食にしたいというのでファラフェルでディナー。
近くのバーガーキングで無料インターネットが提供されていたので、そこでEメールをチェック。キーボードの配列がqweryと微妙にちがっていて、例えば[y]と[z]の位置が逆だったりとちょっと戸惑う。
ブダペストは中欧一の大都会でその美しさからドナウの真珠と呼ばれているのだそうだが、建物はどれも薄汚れているし、手入れが悪いのでどこもひび割れたりいい加減な修繕が見苦しかったりと、磨く必要のある真珠かな、というのがわたしの感想。
10時近くにホテルに戻り写真をダウンロード。翌日は朝の電車でウィーンに向かうのでパッキングを済ませて就寝。
今日の食事: